au → povo ではなく au → UQ に変更、ついでで…

これまでスマフォ端末のことは気にしても、回線のことなどあまり気にせず、キャリア代理店のショップで適当にプランを選択していた。
が、巷では ahamo の発表を皮切りに povo だの linemo などが話題になっている。スルーできない心境になって、これは良い機会と乗り換えを検討した。

回線乗り換え

もともとが au 民だったので、povo あたりに乗り換えるのが妥当なんだろうが、galaxy S シリーズユーザーとしては ahamo (docomo 系)公式取り扱い端末の S20 も魅力的にうつる。

povo か ahamo かしばらく迷っていたのだが、結局、選んだのはそのどちらでもなく、UQ mobile 。

私の場合、外で巨大なファイルを落とすことはまずないのでデータ通信量 20G は要らない。

povo はい、消えたー(笑)。

UQ mobile の弱点は、公式取り扱い端末がしょぼいというところがあるのだが、ネット上で調べると、今は中古端末市場も充実していて、程度の良さそうな S20 はよく出回っている。ここから調達すればいい。まあ、ここは若干リスクがあるところであるが。
(なお、UQ mobile の回線の実体は au 回線なので、au 版の galaxy 端末でないと au のバンド全てを掴んでくれない。docomo 使用バンド帯にカスタマイズされた docomo 版 galaxy は使えないわけではないが、キャリア回線を使う恩恵を充分には受けられない)

どこで端末を入手したらいいかとか SIM の入れ替え方法などはネット上で様々な情報が得られるので、ここら辺の細かい話は割愛。

結局、こうなった。

まず、au → UQ へ乗り換え。問題なく使えそうだったので、S20(au 版の中古)に移行したという次第だ。

料金などはかなり安くなったが、これまでのところ通話品質や機能に関してあまり不自由を感じていない。

地味に嬉しかったのは、ほぼ同程度の筐体サイズながらディスプレイが 5.8 → 6.2 に広がったこと。眼がそろそろ・・という人にはこれは助かる。

月を跨ぐと「くりこし」の効果が出てくる

ところで、プランは「くりこしプランS」という最も安いプランにした。データ容量は上限が3G(これを超えると通信速度は 300kbps に抑えられる)。
私の場合、3月には 1.15G しか使ってないのでデータ残量は 1.85G、4月1日には自動的にこの分がくりこされたようで4月は 4.85G となった。

ちなみに、上記のアプリで「節約モード」にしておくと通信速度は 300kbps に抑えられるかわりにデータ消費としてはカウントされない。
テキスト主体の web ページを閲覧するくらいだとこのモードでも十分である。
ただし、「くりこし」によって増量されるデータ残量は上限6Gである。

他の格安SIMは使ったことがないのだが、私のような使い方をしている限り他社の5Gくらいのプランとあまり変わらないのではないかと思う。

SMS

GitHub などを使っていると二段階認証の本人確認で SMS を使うことがよくあるが、これは特に設定の変更することなく問題なく使えた。
ただし SMS+ の機能は使えない。

5G

UQ 自体はまだ5G通信には未対応だが、端末にはそのためのパッチなどが提供されている。

一説によれば、夏頃からは提供されるということなので、あまり期待せず待ちたい。

ここまでの感想

ここまででちょっと感想めいたことを言わせてもらえれば、この乗り換えに関しては何ら不満はない。
キャリアに加え、格安SIM系もプランなどに色々工夫を入れていて、回線の方の多様性などは利用者への利便性は上がっていると思う。
問題は、iPhone を除けば国内SIMフリー版の端末がほとんどないことであろうか。

国内SIMフリー版

SONY が取り扱いを始めている。

https://www.sony.jp/xperia-sp/store/products/xperia-simfree/

なんだが、これ、キャリアが Xperia の取り扱いを敬遠し始めたってのが、背景にあるようですね。

そろそろ発表されるであろう Xperia 1 Ⅲ でどうなるか。

 

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