ネット上の「ヤバい人」再録

出身研究室の合同OB会があったときに出たネタを某院生がブログに書いていたくれたのだが、諸々の事情で非公開になっていた。
けっこう面白いと思ったので、関係者の許可を取ってこちらに転載。


GW 期間中の某日、恒例の OB・OG を交えての懇親会があったのだが、そのとき話題に昇った「ヤバい人」が本当にやばかった話をまとめる。

以前にもどこかで、医師にはマナーの悪い人もいるみたいなことを書いたが、それはお金に汚い、とか理工系関係者に対する態度が尊大だ、程度のことだ。この人は筋金入りだった。某先生いわく「治療が必要なレベル。発達障害と人格障害を足して2で割って、さらにサイコパス要素も加えたようなレベル」だそうだ。粘着な感じも相当で、だから、ここではこちらが特定されないように「ヤバい人」という呼称を使わせてもらう。

技術的におかしなことを挙げていくときりがないし、今回伝えたいことはそういうことではないので、こういう特徴を持った人がいたらまともにかかわっちゃだめだよ!的な感じでまとめたい (^^;)

・態度が身分不相応に尊大。現実的には、社会的評価や業績に圧倒的ともいえる差があるにもかかわらず、特定の意にそぐわない行動を取る人を攻撃対象としかみていない。

・反論が幼稚にもかかわらず、なぜか自信満々。それっぽい反論を「後で」出したりするのだが、いかんせん、ポイントがつかめていないせいか、その反論も反論になっていない。

・理屈では勝てないとわかるとネット上で誹謗中傷かきまくり

やばすぎる。他にも特徴はあると思うが、特にネット上では、即座に力量がわかるわけではないから、こういった傾向を持った人には注意しなければならないと思った。


面白いと思ったのは、ネット上にこういった人は確かに多いこと。
精神科的観点からあれこれコメントしてみたい。

ところで、このブログでも度々より上げてきたドルフィンプロジェクトだが歴史的評価の段階に入った感がある。
あのプロジェクト内部にも上で述べたような感じのちょっと困った感じの人がいたんではないか?みたいな記事が、最近(2024年2月)チラホラ目につくようになった。

Monster Pseudo-Developer in Dolphin』あたりをご参考に。

 

ANN2b

MD, PhD and PD 前編

医学部学士入学者が頭を悩ます問題に、医師免許取得後の博士課程進学の問題がある。そもそも問題解決能力、もっとあけすけに言えば、論文作製能力を買われて入学してきた節もあるため、この勧誘を交わすのが大変。
もっとも、研究したくて学士入学枠使ったという入学者もいるので、そういう人は、迷わず博士課程いっちゃってください。

私なんぞは、マスター取って会社で一仕事した後、進路を変えるのに具体的には

A. 理工系の博士課程(3年)進学

B. 医学部学士枠(4年)入学

の選択肢があったと思うが、ノータイムで B を選んだタイプだ。要するに博士号、Ph.D などというものに積極的な価値を見出せなかったタイプなのだ。
同期などで論博取ろうと頑張っている連中もいたが、なんかアプローチが違うなーと思っていた。研究のための研究よりは、会社から与えられた仕事を自分なりに取り組んで、普遍的な何かにたどり着ければいいかなーくらいに思っていた。

話が脱線したが、A よりは B 、という勢いで進路選択したので、もちろん医学博士課程なんて興味が持てなかった。
なんとか逃げ切ったように思うが、今のところ不都合はおこっていない。

話は変わるが、医学部の博士課程は、(基礎系は特に)医師以外にも門戸を開いていることが多く、薬学や獣医学出身者も多い。いわゆる学歴ロンダリング的な感じで使われているような気がしないでもない。
それはおくとして、会社で人事関係の仕事をしていた時、そういった院生で就職希望者のうちかなりの頻度である特有の傾向がある人が多いのに気がついていた。全員が全員ではなく、もちろん優秀な方がいることも知っている。

権威好きだとか、ちょっと柔軟性なさすぎではないかとか、人間関係の作り方に癖があるかなとか当時は漠然と思っていたのだが、その後、医師になって精神科での経験を積んでようやくその時の感覚を言語化することができるようになった。
あれは、PD(Personality Disorder 人格障害)の人が発する雰囲気だったのだ、と。
確かに、そういうタイプは入社後もほぼ決まって人間関係のトラブルをおこしていた。

男子院生は、想像がつくように発達障害的な傾向を持つ人が多く、わかりやすかった。

発達障害 X 理系の具体的エピソードは『彼自身による秋葉太郎』などをご参照ください

難しいのは、女性。
アイドルとまではいかなくても、可愛らしい感じの院生は中にはいて、知的な好奇心もある。
いうことないではないかと思われそうだが、肝心の研究内容などを聞くと、どうも的を得ない。なんでそのテーマが成立していて、何を狙いにしているのかポイントを外しているような気がする。
自分で自分がやっていることがわかってないというか…。
私は、技術的内容をチェックするような役割で面接を担当したことがあるが、容姿などはともかく、これじゃあ研究開発部門におくのは?と疑問に思ったりもしたが、上司は「いいから、いいから」みたいな感じでそういった人でも採用OKにしていた。

なぜだ?

(続く)