ブレクスピプラゾールについて

ひさしぶりに m3 (という医師向けのサイト)を覗いたら、精神科領域でレキサルティⓇ(一般名:ブレクスピプラゾール)という新薬が出たらしい。いちおうチェック。

概要

非定型抗精神病薬。今のところ適応は統合失調症。ブレクスピプラゾールという名前から類推されるようにアリピプラゾール(エビリファイⓇ)と関係がある。ベースはエビリファイだが、分子構造の一部がちょっと変わっている。報告ではエビリファイより体重増加・不眠・アカシジアのリスクが抑えられている、としている。

ANN2b 的視点

エビリファイは、増薬の途中で患者さんの精神状態が不安定になることがままある。確かこれはメーカーも認めていた。ANN2b は、エビリファイが出始めの頃、試しに使ってみたが、患者さんがプチ興奮状態になってしまい病棟の看護師さんから吊し上げをくらったという苦い思い出がある。

なので、レキサルティを使うとすれば用量調整には気をつける必要がある。剤型は 1mg と 2mg があって、公的な最大投与量は 2mg まで。増薬時には 4 日以上の間隔をあけろとある。

うーん。

増薬途上の不安定さは解消されているんだろうか?

これは、ちょっと様子見だろう。

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